5年生の図工「紙から生まれるすてきな明かり」をタブレットでチャレンジ!!をご紹介します。段ボール箱と布、タブレットという身近な素材を使って、子どもたちの紙工作作品を劇的に演出できます。LEDライトを購入する予算がない場合に使ってみてください。明るさはLEDライトにはかないません。少しでも子どもたちが図工を楽しめるようになるといいなと思います。
① 段ボール箱を用意しよう
- ポイント:箱は横向きに置き、開口部を「作品を見せる額縁」のように扱います。
- なるべく丈夫な段ボールを選ぶとよいでしょう。

② 箱の内側を暗くする
- 段ボールの開口部に、黒や深い紺色などの布をざっくりかぶせる
→ 箱の中が暗くなり、より光が引き立ちます

③ タブレット + 作品をセット
- 開口部から見て中央にタブレットを置き、画面を上向きにセット
- その上に工作作品(紙ランプなど)を載せる
- タブレットの作品の下から光を当てます

1. 色と秒数を選んでリストに追加
- 色を選ぶ
- あらかじめ用意されたサムネイルボタン(赤・紫・緑・黄)をクリック
- またはカラーピッカーから自由な色を選択
- 秒数を入力
- 「秒数入力」欄に表示時間(1~60秒)を入力
- 自動追加
- 色ボタンやカラーピッカーを操作すると、即座に選んだ色×秒数がリストに登録されます
- 画面下の「フローリスト」に追加された順番で表示されます
★こだわりポイント
- 色を重ねるごとに徐々に明るさや色味が変化するので、順序を工夫するとドラマチック!
2. リストアイテムを選択・削除
- クリックで選択
リストに並んだ色ステップをクリックすると、黄色い枠+光のエフェクトで“選択中”をお知らせ - 選択削除
「選択削除」ボタンを押すと、選んだステップのみをサクッと削除できます。
3. 光のフローをスタート
- 「スタート」ボタン をクリック
- 全画面表示 で背景(オーバーレイ)が登場
- 登録した順 に色が切り替わり、紙工作やオリジナルランプの魅力を引き立てます
▶︎ 途中で止めたいときは、 Escキー もしくは全画面外のクリックで終了。
4. リセット・再編集
- 「リセット」ボタン を押すと、全色ステップがクリアされ、最初の状態に戻ります
- 何度でもステップを追加→再生→削除→再生…と繰り返しOK
- 教室では「グループごと」「ひとり30秒ずつ」など、制限を設けても楽しいですね
④ のぞき込んで撮影・鑑賞
- 箱の開口部から、少し下目線でのぞき込むと立体感や光のグラデーションが際立ちます
- カメラやスマホを、そのまま開口部に近づけて撮影すると周囲の余分な光が入らず、幻想的な写真が撮れます

+αのワンポイントアドバイス
「切り紙フィルター」で光を強く!
タブレット画面の上に、作品の底面の形に切った厚紙を置くとより明かりが強調されます。
まとめ
- 段ボール箱は「暗幕」と「額縁」の役割
- 布で内側を暗くして光を引き立てる
- タブレットを下からのライトに
- 切り紙フィルターで作品の明るさをプラス
この方法なら、子どもたちの紙工作がぐっと魅力的に輝きます。教室で楽しんでみてください!




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