【宿泊学習】みんなで作る楽しい野外炊飯_石川青少年の家編

~協力してカレーライスを作ろう_!~

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🌿 はじめに

こんにちは!
今回は、石川青少年の家で推奨されている野外炊飯(やがいすいはん)のやり方を紹介します。
自然の中で活動することで、協力する力や友情を深められる最高の体験です。

みんなで力を合わせて、おいしいカレーライスを作り上げましょう!
グループは 8〜10人 がちょうどいい人数。
それぞれが役割を持って、チームで協力して進めます。


🔧 1.準備をしよう!

まずは説明をしっかり聞こう

野外炊飯場に移動する前に、道具の使い方や火の扱い方を先生や職員さんから聞いておこう。

役割分担

みんなで力を合わせるために、それぞれの役割を決めよう。

役割内容
🔥 火おこし係薪(まき)の準備、火おこし、火力調整、炭の片付け
🍚 ご飯係お米をはかる・洗う・炊く
🥕 カレー係材料を切る・煮る・味をととのえる
🍽 用具係道具の準備、片付け、倉庫への返却

必要な持ち物

施設に用具はありますが、各団体で準備するものもあります。

🧤 必須の持ち物:

  • 手洗い用せっけん
  • チャッカマン
  • スカッチブライト(新品)
  • クレンザー・食器用洗剤
  • スポンジ・布巾・キッチンタオル
  • 軍手
  • 牛乳パック(1グループ20枚以上)

🔥 2.ご飯とカレーを作ろう!

火おこしの手順

  1. 薪を組む:縦に平行に2~3段、間を20〜25cm空けよう。
  2. 着火:間に牛乳パックを10本置き、チャッカマンで点火。
  3. 火を育てる:薪に火が移るまで、紙パックを追加していこう。
  4. 火力調整:火が小さくなったら、鍋の底にあたるように薪を足す。

💡 ポイント!
少ない薪で上手に炊き上げよう。燃料を節約するのもSDGsの一歩!
🔥 注意! 火は鍋の高さより上にならないようにね。


ご飯の炊き方

  1. お米を洗う(3回とぐ)
  2. 水加減をライスクッカーの線に合わせて調整
  3. 先生に確認してから火にかけよう
  4. コーティング:鍋の外側にクレンザーを厚く塗る(すす防止)
  5. 火にかける:10〜15分で湯気と泡が出てくる
  6. 火力調整:吹きこぼれたら火を弱める
  7. 蒸らし:湯気が出なくなったら5分ほど蒸らして完成!

カレーの作り方

  1. 材料を切る(ジャガイモ・ニンジン・タマネギ・とり肉)
    • ニンジン・ジャガイモは5mmくらいが火が通りやすいよ。
  2. 水を加える:具材と同じ高さまで入れる。
  3. 煮込む:10分ほど沸騰させて煮る。
  4. ルーを入れる:具に火が通ったら、ルーを入れて混ぜよう。
  5. ひと煮立ちしたら完成!

🍛 いい香りがしたら、いよいよカレーライスの完成だね!


🧹 3.あと片付けをしっかりやろう!

みんなで協力して、次の人が気持ちよく使えるようにしよう。

火の始末

  • 燃え残った薪や炭はカマドの中央で燃やし切る。
  • カマドに直接水をかけない!(危険!)
  • 灰は鉄製の道具でかき出し、水を張った一輪車で消火。
  • 消火後、「消し炭置き場」に捨てよう。

道具・食器の洗い方

  • 残飯はゴムヘラで取り除き、流しに流さない。
  • 鍋の外側はスカッチブライトでコーティングを落とす。
  • 取っ手・ふた・内側も丁寧に洗おう。
  • 布巾とキッチンタオルで水気を拭き、職員さんの点検を受けよう。
  • 残飯やゴミは「うるま市指定の袋」に入れて所定の場所へ。

💬 まとめ

野外炊飯は、ただの調理活動ではありません。
協力・工夫・自然への感謝 を学べる最高の体験です。

火を囲みながらチームで作ったカレーは、きっと忘れられない味になるでしょう。
安全に気をつけて、楽しくおいしい時間を過ごしてください!

※この内容は、令和7年10月現在の「石川青少年の家」が発行している資料をもとにまとめたものです。
施設の指導方針や手順が変更される場合もありますので、最新情報は必ず施設公式の資料でご確認ください。

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