図工で「美しく立つはり金」の作品づくりをするとき、
子どもたちはまず「どんな形にしようかな?」と考えるところから始まります。
でも、いきなり本物のはり金を曲げ始めると、
「どうすれば立つかな?」
「どんな形がきれいに見えるかな?」
「横から見ると、どんな感じになるかな?」
といったことを、じっくり考えるのが難しいこともあります。
美しく立つはり金は、先生が図工の導入で使い、
子どもたちの「こんな形を作ってみたい!」という気持ちを引き出すためのWEBアプリです。
画面の上で線を描きながら、立体の形を試したり、
見る向きを変えたりすることで、作品づくりのアイディアを広げることができます。
【使い方】美しく立つはり金
まずは、画面の 「描く」 を選んで、ドラッグしてみます。
すると、画面の上に、はり金のような線を描くことができます。
くるくるした線や、まっすぐのびる線、広がる形など、思いついた形を自由に試せます。
次に、どこに描くかを選びます。
このアプリでは、描く場所を2種類から選べます。
- 地面:下に広がる形を考える
- 立体:上にのびる形や、横から見た形を考える
「地面」で描くと、土台になる部分や、下から広がる形を考えやすくなります。
「立体」で描くと、上にのびる形や、空間に広がる形を試しやすくなります。
また、立体モードでは 奥行き を変えることもできます。
少し手前にしたり、少し奥にしたりしながら描くことで、
立体らしい形を考えることができます。
さらに、線の 太さ や 色 も変えられます。
- 細
- 普通
- 太
と太さを選べるので、細いはり金で作る感じや、少ししっかりした線の感じも試せます。
色を変えることで、「ここは別のパーツにしたいな」「この部分を目立たせたいな」と考えることもできます。
形を描いたあとは、「見る」 を押してみましょう。
画面を動かすと、作品をいろいろな向きから見ることができます。
正面から見たときの形だけでなく、
「横から見たらどう見えるかな?」
「ななめから見るときれいかな?」
「ちゃんと立って見えるかな?」
と確かめながら、作品のイメージを広げることができます。
もしやり直したいときは 「戻す」、
最初から試したいときは 「全消し」 を使えば大丈夫です。
授業での使い方の例
先生が電子黒板に映して、
「この形、どこがきれいに見えるかな?」
「もっと安定して立たせるには、どうしたらいいかな?」
「下の部分を広げると、どんな感じになるかな?」
と問いかけながら使うことができます。
子どもたちからは、
- お花みたいな形
- ちょうの羽みたいな形
- ハートみたいな形
- くるくるのタワー
- 木や草のような形
- 動いて見えそうな形
など、いろいろなアイディアが出てくるかもしれません。
また、見る向きを変えることで、
「正面だとかっこいい!」
「横から見ると細く見えるね」
「下を広くしたら立ちそう」
「上が大きすぎると倒れそうかも」
と、形の美しさや立ち方について、みんなで考えることができます。
このように、実際にはり金を使う前に、
「どんな形にしたいか」「どうすれば立ちそうか」を考える時間を作ることができます。
このアプリで大切にしたいこと
このアプリは、実際のはり金作品を完全に再現するためのものではありません。
本当の工作では、
- はり金のかたさ
- 曲げ方
- バランス
- 土台の大きさ
- 重さのかかり方
などによって、立ち方や見え方が変わります。
そのため、アプリで見た形と、実際の作品がまったく同じになるとは限りません。
でも、図工の導入では、
正確に再現することよりも、
- 「こんな形を作ってみたい」と思うこと
- 「立つためには何が必要かな」と考えること
- 「どんな形が美しく見えるかな」と試してみること
が大切です。
美しく立つはり金は、
そのための発想支援アプリです。
まとめ
- はり金工作の導入で、子どもの発想を広げられる
- 線を描きながら、立体の形を手軽に試せる
- 地面と立体を切り替えて、形の広がりを考えられる
- 見る向きを変えて、作品の美しさや立ち方を確かめられる
- 実際の工作と完全に同じではないが、アイディアづくりにとても使いやすい
- 電子黒板に映して、クラスみんなで「どんな形がいいかな?」と考えられる
形を考える時間があると、作品づくりはもっと楽しくなります。
「こんなの作ってみたい!」という気持ちを大切にしながら、わくわくする図工につなげていきましょう。



コメント